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2023年 10月 12日

外ノ浦(2)

外ノ浦(2)_d0346321_19135967.jpeg
辺りが薄暗くなった頃、南端にある最後のトンネルに入り、
外ノ浦(2)_d0346321_19145295.jpeg
特に何もなく普通に出てきて、
外ノ浦(2)_d0346321_19152505.jpeg
集落への坂道を下り、最果ての終着へ。
外ノ浦(2)_d0346321_19163156.jpeg
外ノ浦行きの、本当の最終バス。
外ノ浦(2)_d0346321_19562455.jpeg
最果てまで訪れた最後の旅人たちに見送られながら、外ノ浦を後に。
外ノ浦(2)_d0346321_19180235.jpeg
明るい時間帯に撮ったバス停。
外ノ浦(2)_d0346321_19182923.jpeg
あ、ここで終点なんですね。と言いたくなるような微妙なところに。大泊の方から下ると、海の美しさが光ります。
外ノ浦(2)_d0346321_19202996.jpeg
最後のバスは、いつも通りの日常を終えて、いつも通りに帰っていき、幕を下ろしました。とはいえ、次の日からも普通に世の中は回っているのが寂しくもあり、現実なのだと。



# by toqto9 | 2023-10-12 19:54 | 大隅
2023年 09月 30日

大幅廃止前の鹿屋時刻表

2003年頃の全線時刻表をもとに、鹿屋バスセンター発のバス時刻をまとめてみました。

  5:37 東笠之原→垂水港
  5:50 空港特急 鹿児島空港
△ 6:00 志布志(東田崎・吾平・高山経由)
  6:02 東笠之原→垂水
※ 6:15 志布志
  6:27 東笠之原→垂水
△ 6:47 垂水→高山(体育大・論地橋経由)
  6:50 東笠之原→垂水
△ 6:56 高山(宮下経由)
△ 7:06 垂水→志布志(高須・東田崎・論地橋・高山経由)
  7:10 空港特急 鹿児島空港
  7:10 志布志港入口→垂水(市役所経由)
△ 7:10 坂元温泉場(高須経由)
  7:17 垂水港→志布志港入口
△ 7:20 根占
  7:24 東笠之原→鹿児島空港(垂水・桜島口・国分経由)・東笠之原〜垂水間特急
  7:35 東笠之原→垂水港
△ 7:50 志布志港入口(市役所経由)
  7:50 都城(県民健康プラザ経由)
△ 7:55 高山(東田崎・吾平経由)
  7:55 高山→鹿屋女子高(平原経由)・学休日鹿屋まで
  7:58 垂水→高山(高須・東田崎・吾平経由)・高山で内之浦行きへ
  8:00 志布志港入口→垂水中央病院
△ 8:05 志布志→鹿屋女子高(高山・論地橋・東田崎経由)・学休日鹿屋まで
  8:07 垂水→志布志港入口
  8:10 空港特急 鹿児島空港
△ 8:10 小野原
△ 8:15 福山高校(竹下・百引・松元経由)
△ 8:15 勤労者体育センター(谷田経由)
  8:20 佐多・大泊・佐多岬
  8:25 志布志港入口→垂水
△ 8:25 光同寺東
△ 8:25 大須東
△ 8:30 垂水(高須経由)・垂水港に入らず
△ 8:30 永野牧(吾平経由)
  8:32 垂水→東笠之原
  8:40 都城(県民健康プラザ経由)
  8:50 志布志港入口→垂水中央病院
  8:50 芝山
  8:50 花里
  8:50 坂元温泉場(高須経由)
  8:57 垂水→志布志港入口
  9:00 百引(大隅湖経由)
  9:00 根占
△ 9:00 高山(宮下経由)
△ 9:00 高山(串良・有明橋経由)
△ 9:05 高山(平原・吾平経由)
  9:10 空港特急 鹿児島空港
  9:10 串良(生栗須橋経由)・月曜のみ運行
  9:15 垂水港→東笠之原
  9:15 東笠之原→垂水港
  9:17 大須東
  9:20 志布志港入口(市役所・あすぱる大崎経由)
△ 9:20 勤労者体育センター(谷田経由)
  9:40 志布志港入口→垂水
  9:40 東笠之原→鹿児島空港(垂水・桜島口・国分経由)・東笠之原〜垂水間特急
  9:47 垂水中央病院→志布志港入口(あすぱる大崎経由)
△ 9:52 大隅鹿屋病院
 10:00 根占・佐多
 10:00 坂元温泉場(高須経由)
△10:00 百引(大隅湖経由)
△10:00 吾平(星塚・芝山経由)
▲10:00 霧島ヶ丘公園
 10:05 垂水→東笠之原
 10:05 志布志→垂水(高山・吾平・東田崎・体育大経由)
 10:10 空港特急 鹿児島空港
 10:20 内之浦(平原・吾平・高山経由)
 10:20 高山(宮下経由)
 10:30 志布志港→垂水中央病院
 10:30 都城
 10:37 垂水→志布志港入口(あすぱる大崎経由)
 11:00 東笠之原→垂水
△11:00 根占
▲11:00 霧島ヶ丘公園
 11:02 垂水港→東笠之原
 11:10 空港特急 鹿児島空港
 11:27 垂水→志布志港入口(あすぱる大崎経由)
 11:30 志布志港入口→垂水(あすぱる大崎経由)
 11:50 佐多・大泊・佐多岬
 11:52 垂水中央病院→東笠之原
 12:00 東笠之原→垂水
 12:00 高山(平原・吾平経由)
△12:00 福山高校(大隅湖・百引経由)
 12:10 空港特急 鹿児島空港
 12:10 都城(県民健康プラザ経由)
△12:10 光同寺東
 12:17 垂水→志布志港入口(あすぱる大崎経由)
 12:30 志布志港入口→垂水
△12:30 坂元温泉場(高須経由)
△12:30 根占(吾平・田代麓経由)
 12:35 垂水→東笠之原
 12:40 百引(大隅湖経由)
 12:42 鹿児島空港→東笠之原(国分・桜島口・垂水経由)・垂水〜東笠之原間特急
 12:45 内之浦(平原・吾平・高山経由)
△12:45 高山(串良・有明橋経由)
 13:00 東笠之原→垂水
 13:00 高山(宮下経由)
 13:00 芝山
 13:00 小薄
△13:00 大須東
▲13:00 霧島ヶ丘公園
 13:07 垂水→志布志港入口(あすぱる大崎経由)
 13:10 空港特急 鹿児島空港
 13:25 垂水→東笠之原
 13:30 志布志港入口→垂水中央病院(あすぱる大崎経由)
 13:30 高山(平原・吾平経由)
 13:30 勤労者体育センター(谷田経由)
△13:30 志布志港入口(市役所・あすぱる大崎経由)
△13:30 都城(県民健康プラザ経由)
 13:40 福山高校(竹下・百引経由)
 13:50 垂水(高須経由)・垂水港に入らず
△13:50 佐多・大泊・佐多岬
▲13:50 根占
 13:55 東笠之原→垂水中央病院
△14:00 高山(串良・有明橋経由)
▲14:00 霧島ヶ丘公園
 14:02 垂水中央病院→志布志港入口(あすぱる大崎経由)
 14:10 空港特急 鹿児島空港
 14:20 志布志港入口→垂水(あすぱる大崎経由)
 14:25 垂水→東笠之原
 14:30 坂元温泉場(高須経由)
 14:30 根占(根占で根占発佐多行へ接続)
△14:30 内之浦(平原・吾平・高山経由)
 14:40 東笠之原→鹿児島空港(垂水・桜島口・国分経由)・東笠之原〜垂水間特急
△14:40 永野牧(吾平経由)
 14:42 鹿児島空港→東笠之原(国分・桜島口・垂水経由)・垂水〜東笠之原間特急
 14:45 志布志→垂水中央病院(高山・吾平・東田崎・体育大経由)
 15:00 都城
△15:00 百引(大隅湖経由)
▲15:00 霧島ヶ丘公園
 15:02 垂水中央病院→志布志港入口(あすぱる大崎経由)
 15:10 空港特急 鹿児島空港
 15:10 志布志港入口→垂水中央病院(あすぱる大崎経由)
△15:10 芝山
 15:20 大須東
 15:25 垂水→東笠之原
 15:30 東笠之原→鹿児島空港(垂水・桜島口・国分経由)・東笠之原〜垂水間特急
△15:30 志布志(東田崎・吾平・高山経由)
▲15:30 高山(東田崎・吾平経由)
△15:30 光同寺東
 15:35 東笠之原→垂水
△15:35 志布志港入口(市役所・あすぱる大崎経由)
△15:40 根占(根占で垂水発佐多行へ接続)
 16:00 志布志港入口→垂水中央病院
 16:00 高山(宮下経由)
△16:00 東串良(東田崎・吾平・高山経由)
▲16:00 霧島ヶ丘公園
 16:02 垂水中央病院→志布志港入口(志布志港連絡)
 16:10 空港特急 鹿児島空港
 16:10 都城(健康健康プラザ経由)
 16:10 百引(竹下経由)
△16:19 高山→垂水(吾平・東田崎・高須経由)
 16:20 佐多・大泊・外ノ浦
△16:20 内之浦(平原・吾平・高山経由)
 16:25 東笠之原→垂水
 16:30 芝山
 16:30 坂元温泉場(高須経由)
 16:30 根占(吾平・田代麓経由)
△16:30 高山(平原・吾平経由)
 16:32 垂水→東笠之原
 16:50 志布志港入口→垂水中央病院(あすぱる大崎経由)
 16:50 志布志(東田崎・論地橋・高山経由)
 16:57 垂水→志布志港入口
 17:00 内之浦(平原・吾平・高山経由)
△17:05 大須東
△17:09 志布志→垂水(高山・論地橋・東田崎・高須経由)
 17:10 空港特急 鹿児島空港
△17:10 郡境(谷田・大隅湖経由)
△17:10 高山(串良・有明橋経由)
 17:15 東笠之原→垂水
△17:16 高山(宮下経由)
 17:20 都城
 17:20 根占
 17:22 垂水中央病院→志布志(東田崎・吾平・高山経由)
 17:30 小薄
 17:30 坂元温泉場(高須経由)
 17:40 志布志港入口→垂水(あすぱる大崎経由)
 17:40 百引(竹下経由)
 17:40 芝山
 17:47 垂水→志布志港入口
 18:00 野方(県民健康プラザ経由)
 18:05 垂水→東笠之原
 18:05 高山→垂水中央病院(吾平・平原・体育大経由)
△18:10 百引(大隅湖経由)
 18:30 志布志港入口→垂水中央病院
 18:30 高山(平原・吾平経由)
 18:35 根占
 18:37 垂水→志布志港入口
 19:02 垂水→東笠之原
 19:05 東笠之原→垂水港
 19:05 高山→垂水中央病院(吾平・平原・体育大経由)
 19:27 垂水→志布志港入口
 19:30 志布志港入口→垂水
 19:52 垂水→志布志港入口
 20:17 垂水→東笠之原
 20:43 垂水港→東笠之原
 20:47 鹿児島空港→東笠之原(国分・桜島口・垂水経由)・垂水〜東笠之原間特急
 21:08 垂水→東笠之原
 21:37 鹿児島空港→東笠之原(国分・桜島口・垂水経由)・垂水〜東笠之原間特急
 21:53 垂水→東笠之原


# by toqto9 | 2023-09-30 19:43 | 鹿児島県内各社まとめ
2023年 09月 22日

鹿児島交通(三州エリア)まとめ


鹿児島交通(三州エリア)まとめ_d0346321_22135498.jpeg
旧三州自動車エリアまとめです。
とりあえず、「とにかく本数が少ない!」のは周知の事実ということで若干の萌え要素と特徴を羅列してみます。
気が向いたら、各路線のブログ記事にリンクするようにします。(ある程度リンク済み)
※最終更新:2023年9月

・垂水中央病院~鹿屋~串良~大崎~志布志港入口
鴨池垂水フェリー接続の言わずと知れた大隅の大動脈。かつては特急と普通の2本立てで、フェリーの本数も多く、大賑わいだったそうな。今でもまあまあ乗っている気がします。
旧垂水港が垂水。広い車庫もあります。
垂水港へ寄り、フェリーに合わせて時間調整したあと、鹿屋へ向けてひたすらに海沿いを。古江で大隅線のコンクリート橋跡を眺め、体育大まで一気に坂を登ります。鹿屋で小休止して、串良・大崎と大隅の町を結び、志布志の端が終点です。
串良付近と、志布志港入口手前がなかなかいい味わい。
あすぱる大崎のカブトムシも忘れずにご覧ください。

・志布志港入口~志布志港
さんふらわあ接続便。上記の路線が足を伸ばす形で、フェリーに合わせて1往復運行。しかしながら、志布志港〜鹿児島直行のほうが人気のようで、あまり乗客を見かけません。

・垂水~高須~鹿屋~論地橋~東串良~志布志
廃止になった大隅線代替系統。フェリー接続の垂水〜志布志に隠れて細々と生き残っており、通しで走るのは1往復。しかも上りと下りで高須三差路付近の経路が微妙に違うのがポイント。
古江から高須辺りまでは完全に大隅線跡に寄り添って走り、論地橋経由も大隅線の名残り。

・古江小島~高須~鹿屋(廃止)
以前は垂水〜高須〜鹿屋の系統でしたが、大人の事情で古江小島で打ち切りに。まさかりへと行けなくなったバス。
高須経由は荒平天神の前が鉄板です。
結局、古江へ行くにも垂水~志布志の幹線がありますし、古江小島行は同じ高須経由の浜田行へと統合されました。
…ということは、荒平天神の前を通る便はごくわずかに、、、。(今までが多いわけでもありませんが)

・垂水~古江~鹿屋~吾平~高山
垂水からの高山通し便というロマンあり。通学系統を兼ねているため、朝夕に存在します。
免許維持を兼ねてか、朝の高山行は高須経由、帰りは体育大経由というのも個性的であり、ハードルが高い大隅らしさ。

・垂水~古江~航空隊前~市役所前~鹿屋高校
朝の鹿屋高校行のみ片道のみ存在。航空隊前から直進、鹿屋へ寄らずに鹿屋市役所前へ出てきます。平和住宅から新栄町までのバス停は鹿屋高校行きのために残っていますが、果たしてこの区間の乗客はいるのか?この路線のほうが鹿屋駅の方へ走るため、大隅線代替感もあります。独自区間が超魅力的な路線であるものの、通学の足なのでいろんな意味でハードルが高い路線。

・垂水中央病院~高須~大根占~根占~佐多~大泊(2023年10月より垂水~根占に短縮)
フェリー接続からの佐多・大泊直通。垂水を10時に出て、ひたすら最果てを目指し、12時に大泊のホテル佐多岬へ辿り着きます。
この垂水発の大泊行は、現在1本のみの貴重な島泊海岸まで行かない便。島泊海岸は嫌いな人がいないと思いますが、この海岸へ降りない経路も相当素晴らしいです。しかし、難易度が高いのはご存知の通り。外之浦行きの魅力と比べると、どうしても乗車しづらいところ。
2023年の10月ダイヤ改正で垂水からはるばる大泊を目指す便は廃止、垂水~根占間の運行となりました。そして海岸を通らない島泊旧道どころか、佐多から南の鹿児島交通の路線がなくなりました。

・鹿屋~かのやばら園
日祝ダイヤでのみ運行。毎年5月ごろのばら祭り期間中は毎日運行となるときも。
ばら園までの上り坂はなかなかの絶景。鹿屋市街地や航空隊を一望しながら登ります。ばら園もなかなか素敵です。

・鹿屋~浜田
鹿屋から高須に降りて、終点の浜田には意味があるわけではなさそうな。元はと言えば坂元温泉場まで行っていた便が浜田までに短縮。
自区間も無く、高須までの足という地味〜な存在。
便数が少ないので、あまりお目にかかれませんし、わざわざ乗るかと言われれば微妙なこの感じ。
と思っていたら、鹿屋~高須~古江小島と統合する形で若干本数が増えました。

・鹿屋~大須東
西原の住宅街を抜け、バイパスを完全に無視して郷之原・大須の裏道へ。あっという間の循環線だけれども、奥の方は割と狭く、大隅の田舎の雰囲気。

・鹿屋~花里~小薄(廃止)
とにかく絶品。小野原・西根木原経由の小薄は、平山小がなき今は大隅トップクラスの路線。
小野原の雄大さ、西根木原のUターン、花里~桜町学園の辺り山登りが良し。
バスが好きなら、騙されたと思ってでもぜひ一度往復してみるべき。
大隅で秘境といえばここ、みんな「おすき」な小薄でしたが、廃止となりました。

・鹿屋~大姶良~根占~佐多~大泊~外之浦
根占まではほどほどに本数もあるが、やっぱり少ない区間がよいのは周知の事実。
根占を出てから、大浜の海岸線、佐多までいくつもの洞門を抜けながら最果てを目指すのは寂しさもあり、まだ路線が残っている素晴らしさもあり。しかし残念ながら、日帰り往復出来ないダイヤです。
島泊入口から島泊海岸を通り、島泊までの区間は絶品。味わい深い南国の雰囲気を感じながら最果ての大泊へ。
鹿屋16:20発の便だけ、大泊からホテル佐多岬を往復した後、隣の集落の外之浦まで行きます。この区間もまた素晴らしいけども、どうやって次の朝を迎えるか、それか帰るかが悩ましいところ。
昔は外之浦を朝出る鹿屋行きがあったり、鹿屋からの佐多行きも本数が多かったり。そして大泊から佐多岬へバスで行くことも出来ました。
2023年10月改正で佐多~大泊・外之浦の区間が廃止に。鹿児島交通、いわさきグループとしても非常に大きな出来事かと思いますが、現在の地方の公共交通を取り巻く環境がそれどころではなく、佐多までもあと何年残るか、という状況かと思います。
佐多~鹿屋は1日1往復。相変わらず乗車難易度は高いです。

・鹿屋~吾平~田代麓~根占
これもまた1往復。昔から本数が多くない、「ごへいのあいら」から田代麓へ抜けて大根占へ下る「中央線」と呼ばれる路線。マニアが一度は夢見るが、根占では50分の差で貴重な外之浦に乗り継げず、最終鹿屋行きは発車後。おまけに山川へのフェリーも最終が出航した後。よい子は大人しくネッピー館に泊まりましょう。
毎日運行なのが奇跡的な路線でしたが、2023年10月改正で時刻表に△▽が付きました。

・大根占~花瀬橋~内ノ牧
みんな喜ぶ大盤振る舞いのゼロ円路線。朝に田代麓→大根占、大根占~花瀬橋の区間便あり。
何といっても花瀬橋の絶景。そしてマニア的には全国的にも貴重になりつつある古いブルーリボンに乗りたいところである。ちなみに、昼の内之牧往復は古いブルーリボンは来ません。けれど一度は乗車する価値あり。
大原の旧道や、内之牧付近も味わい深くてよろしいです。

・鹿屋~星塚敬愛園~吾平
国立療養所前を通る路線。建物を見ながら、色々なことを考えます。
絶妙な時間帯に走ります。吾平に着いても他に抜けるに抜けられぬ、微妙な存在。

・鹿屋~名貫~芝山
20分くらいで完結する、しかもあとちょっとのところで吾平までは行かず、といった何とも言えない路線。あ、ここが終点ですか、と言わんばかりの中途半端さ。バスはそのまま吾平に行くでしょ〜という向きに走り去り、後を追うように歩くのがマニアの姿。意外と根占線の大姶良もそう遠くないです。というか、大姶良発鹿屋行きも片道のみ存在していたようです。

・鹿屋~田崎~吾平~高山~内之浦
有明を通って内之浦へぐるっと回りこむ路線。さぞ海が綺麗なんでしょうね~と思って乗ると意外と見えずにがっかりする。有明のあたりから微妙に見える石油基地と松林はいい景色(ただし一瞬)。
内之浦までは元々そう本数が多いわけでも無く、そして距離もあり。かつては高山〜岸良や内之浦〜岸良がありましたが、全て姿を消し、長大なローカル盲腸線へ。まだちゃんと日帰り出来ますが、年々難易度は増していきます。

・鹿屋~東笠之原~宮下~高山
笠之原のほうから高山を目指す。地味なようで、川を渡るあたりはいい景色。
これに乗ると必然的に高山で時間が生まれるので、バス停と街並みを見ましょう。時刻表上は内之浦行きへ乗り換えましょうと言わんばかりで、意外と接続もいいです。

・鹿屋~大隅鹿屋病院~光同寺~吾平
火曜日と木曜日のみ走る路線。大隅鹿屋病院は大きいです。けど、バスは来ません。
他の路線と近そうな場所を走るも、独自を突っ走る感じが良いです。やっぱり川東かなぁ。

・鹿屋~高隈(竹下・大隅湖)~百引~輝北支所~市成
※市成~牧之原は廃止
国道504号をまっすぐ上がるか、高隈から竹下をぐるっと回りながら、輝北の中心、百引(もびき)まで行く路線。乗るなら竹下経由。鹿屋朝イチだけ福山高校直通、折り返しは百引で切れているも繋がります。
路線再編にて、輝北支所まで足を延ばすようになり(今までオマケだったのが不思議)、百引~市成の区間だけは1往復走るようになっています。市成から牧之原までは廃止ですが、空港バスで通り抜けることはできます。しかし、コロナ減便でほぼ走っておらず…。
百引

・鹿屋~谷田~勤労者体育センター・郡境(郡境は2023年10月廃止)
鹿屋から東原を抜け、一直線の畑の中を駆け抜けて高隈へと至ります。谷田もこれと言って何かあるわけではありませんが、いい田舎道です。
勤労者体育センターは昼、郡境は夕方。郡境は輝北タクシーのお世話になるはずです。鹿屋に抜けるにしろ、垂水へ抜けるにしろ、難易度が非常に高いです。
郡境バス停は廃止となり、谷田・大隅湖経由百引(輝北支所)行きへと変更になりました。

・百引~柏木段(廃止)
月水金の週3日運行。百引~市成まで福山高校行と同じように国道を突っ走るかと思いきや…。松元~高尾口付近が素晴らしい。柏木段自体には何もない、大隅によくある道路がいいけど人通りがまばらの集落です。

・市成~柏木段~岩川(廃止)
市成から山を越え、岩川へ。こちらも週3日。わざわざ乗る価値があるかどうかと問われると、微妙な感じではある。しかし、今でもこんなところにバス路線網が存在するという点では自治体に敬意を表して、今のうちに乗っておくことが賢明か。といっていたら、やはり乗客は少なく、廃止となりました。

・鹿屋~岩川~都城
鹿屋から都城を結ぶ幹線。おおむね国道をまっすぐ行きます。
大鳥峡辺りは旧道を走り、月野を過ぎてから八合原。牧之原志布志線が走るグネグネの下り坂を通り、己を磨く岩川へ。再び国道へ戻り、県境を抜けて都城市街地へ。
この路線は西都城駅も都城駅も入らず、ピンクの建物が終点です。

・志布志~野方
非常に印象が薄い、本数も少ないけど生き残った志布志のローカル線。野方は鹿屋~都城の野方。
旧有明町役場の志布志市役所前経由を通りますが、車窓も特にこれと言ってインパクトがあるわけではなく。

・志布志~山宮神社~松山駅~岩川~末吉~都城
志布志から旧志布志線をたどりながら都城へ。松山駅跡、末吉駅跡などバス停
にも名残が残ります。
こちらは志布志線代替系統でもあり、西都城駅も都城駅も入ります。

・志布志~尾野見~岩川
岩川から乗ると、弓場ヶ尾付近の狭隘路と、そこから志布志の街へと降りていく感覚は素晴らしいものがあります。ただし、日祝は全便運休。

・志布志駅~岩川~牧之原~加治木団地~鹿児島(廃止)
・志布志駅~岩川~牧之原
未だにこんな路線が存在することがある意味不思議でならない。志布志駅前から鹿児島中央駅前まで一本で行けます。山形屋バスセンターの待機時間が無くなって、最速2時間30分。鹿児島線は志布志~牧之原間は急行です。
そして、急行運転区間を補完する形で、志布志~牧之原の各停便が存在。急行が停まるバス停との便数の差がなかなかです。
残念ながら、鹿児島直通の急行は廃止となりました。志布志~牧之原までの区間便は変わらず残っております。

・志布志~岩川~牧之原~空港
志布志・岩川方面からの空港アクセス路線。一応全区間急行運転。
京セラ隼人から空港までの上り坂は圧巻。

・国分駅~牧之原
細々と残る国分駅発着路線。地味に乗りにくい時間帯。

・牧之原~福山~小浜
平山線が廃止になり、その代わりに小浜行が福山経由になりました。
牧之原から駆け降りて、海沿いを走る景色は変わりません。

・牧之原~通山~都城
10号線を通り、ひたすらに都城まで行く路線。かつては牧之原からそのまま鹿児島(山形屋バスセンター)へと直通していた便もありました。
こちらも日祝全便運休。

・柴建~財部~都城
曽於市の端っこ、柴建までの路線。以前は柴立から牧之原まで直通していましたし、牧之原~馬立~財部の区間便もあり、少し賑わっていた感じでしょうか。
今は残念ながら市境で途切れた感があります。

・吉ヶ谷~財部~都城
都城から日豊線の一番高いところの横の公民館まで行けます。
こちらは現在2往復。30年前の時刻表でも2往復。
しかしながら昔は吉ヶ谷や大川原から財部・都城へ朝出て、夕方帰ることができるダイヤでした。というか、現状のダイヤで利用客が増えるわけがないような気がしますが、私に想像できない需要が大きくあるのか…。

・都城駅~都城高専
駅から車庫までの入出庫路線。ピンクの建物に着いたバスがすぐ変身して駅から高専へと向かいます。宮崎県内完結の路線は珍しいです。

・空港・国分~福山~桜島口~垂水港
空港や国分から錦江湾に沿って垂水へ。この路線も風光明媚で、夕方の垂水港行きに乗ると、夕焼けに染まった錦江湾と、だんだん近づいて来る桜島が素晴らしいです。豪雨の時に土石流で流されたところは、斜面に爪痕が残っています。また、大隅線跡と一緒に走るため、右側に錦江湾、左側には大隅線の高架橋や築堤を望めます。

・桜島港~桜島口~垂水港
桜島の玄関口、桜島港から、桜島の南側を通る路線は三州バス、島の北側は町営バス(市営バス)と分かれている。東桜島地区からの足として、本数もわりと充実していて…といいたいところ。残念ながら減便にて充実しているとは言えなくなりました。桜島口から垂水や国分・空港方面などと考えると、今ひとつ接続がうまくいかないこともありますが、市営バスも加えて桜島を一周するなど、いろいろ考えるのも面白いところ。

・牧之原~福山~平山小(廃止)
伝説の秘境路線バス。もう廃止になって5年も経つんですね。


# by toqto9 | 2023-09-22 19:54 | 鹿児島県内各社まとめ